
グリコ「アーモンドクラッシュポッキー」の現行品は、2022年9月6日に全国でリニューアル発売された商品です。実はかなり歴史が長く、初登場は1989年。当時、ポッキーの高級化・高付加価値化を狙った商品の第1弾として誕生しました。2026年の新商品というわけではなく、改良を重ねながら現在まで販売されているロングセラーです。

2022年のリニューアルでは、深煎りした粗砕きアーモンドを使用するとともに、プレッツェルにもアーモンドプラリネと全粒粉を採用。表面にナッツをまとわせるだけではなく、一本を通してアーモンドの香ばしさを楽しめる方向へブラッシュアップされています。

昔から知っているポッキーですが、改めて食べると「こんなにアーモンドが主役だったのか」と思うほど、普通のポッキーとはキャラクターが違います。
噛んだ瞬間、アーモンドの香りが一気に広がる

見た目からして、表面には粗く砕いたアーモンドがたっぷり。口に入れると、まず「カリッ」とアーモンドが砕けます。その瞬間に立ち上がるロースト香が実にいい。細かなナッツを散らした程度ではなく、一粒一粒を歯で捉えられる大きさなので、噛むたびに香ばしさが広がります。
続いてミルクチョコレートがゆっくり溶け、ナッツの風味をまろやかに包み込みます。チョコレートの甘さはしっかりありますが、深煎りアーモンドが入ることで甘一辺倒になりません。香ばしさが味に輪郭をつくり、一本が細いわりに満足感があります。
プレッツェルにもアーモンドを仕込む徹底ぶり

単なる「ナッツ付きポッキー」で終わらせていないのが、プレッツェルです。現在のプレッツェルには全粒粉とアーモンドプラリネを使用。表面のクラッシュアーモンドを噛み終えても、香ばしい方向性がそのまま続きます。
最初はアーモンドのカリカリ。そこからチョコレートのなめらかな口どけを挟み、最後にプレッツェルがサクッと砕れる。ひと口の中で食感が何度も変わるのが面白いです。全粒粉らしい穀物の香ばしさもあり、チョコレートが溶けたあとまで味が痩せません。
甘さより香ばしさが余韻に残る

食べ終えたあと、口の中に強く残るのはミルクチョコレートの甘さよりもアーモンドの香ばしさ。これがアーモンドクラッシュポッキーの好きなところです。口どけだけでおいしさを作るのではなく、しっかり噛ませることでアーモンドの風味を引き出している。
アーモンドの硬質な食感、ミルクチョコレートのなめらかさ、プレッツェルの軽快な歯触り。この三つが揃うことで、普通のポッキーより一段食べ応えがあります。
1989年の発売から30年以上。長く残っている商品には、やはり理由があります。派手に新しさを狙うのではなく、「チョコレートとアーモンドはやっぱり合う」という王道のおいしさを、ポッキーらしく気軽に楽しめる一本でした。
商品の詳細
- 商品名:アーモンドクラッシュポッキー
- 内容量:2袋
- 販売場所:全国のスーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストアなど
- 主な特徴:深煎りした粗砕きアーモンドをミルクチョコレートで包み、アーモンドプラリネを使った全粒粉入りプレッツェルと組み合わせたポッキー









