
オークラ東京から、2026年のクリスマスケーキが発表されました。今年のテーマは「素材を重ね、深まるクリスマスの美味」。ケーキは新作2種を含む全6種類が登場します。

3つの産地の和栗を使ったモンブランから、オークラ伝統のショートケーキまで、それぞれ方向性が違うラインナップ。その中でもチョコレート好きとして特に印象に残ったのが、新作「フォレ・ノワール ~Retrouvailles~」でした。
フォレ・ノワール ~Retrouvailles~|驚くほど軽やかな仕上がり

新作。今回食べた中でも特に印象に残ったケーキです。
一般的なフォレ・ノワールというと、チョコレートが濃厚で、洋酒もしっかり効かせたどっしりとした味わいを思い浮かべます。ところが、オークラ東京のフォレ・ノワールは驚くほど軽やか。チェリーやラズベリーの甘酸っぱさに生クリームが重なり、華やかな香りを残しながらスッとほどけていきます。
ただ軽いだけではなく、底には濃厚なビスキュイショコラ。最後にカカオの存在感をしっかり感じさせることで、全体にメリハリが生まれています。このバランスがすごく良い。
そして目を引くのが、ケーキをぐるりと囲むフリルのようなミルクチョコレート。ここにも青森シェフのこだわりが。こうした飾りにはビターチョコレートを使うことが多いのですが、フォレ・ノワールとの調和を考えて、あえてミルクチョコレートを選んだそう。
口に含んだ瞬間、ミルクチョコレートが優しくしっとりと溶けて、ケーキ本体の柔らかな食感を邪魔しません。上品なミルクチョコレートの甘みがフォレ・ノワールを優しく包み込み、一体となっておいしさが広がります。
しかも、このフリルを仕上げるだけで1台30分ほどかかるそう。見た目を華やかにするだけの飾りではなく、味や口溶けまで考えて作られているところが素晴らしい。
驚くほど軽やかなのに、チョコレートを食べた満足感はしっかり残る。見た目だけじゃなく、食べてこそ良さがわかるフォレ・ノワール。これは傑作です。
商品情報
・価格:10,000円(税込)
・サイズ:直径15cm/6名用
和栗のモンブラン ~Éclat de Noël~|3産地の和栗を一度に楽しむ

もうひとつの新作が「和栗のモンブラン ~Éclat de Noël~」。京都府産丹波栗、茨城県産栗、熊本県産「利平栗」と、産地の異なる和栗を組み合わせています。
表面には和三盆を加えた京都府産丹波栗のペーストを絞り、なめらかなマロンクリームをプラス。中にはシナノキはちみつのクレームブリュレ、カステラ、きな粉のメレンゲを重ねています。さらに茨城県産栗を細かく刻んだ甘さ控えめの生クリームで包み、土台には利平栗を丸ごと忍ばせるという贅沢な構成です。
栗のコクを中心に、クレームブリュレのなめらかさやカステラ、メレンゲと食感にも変化があります。ひとつの栗に絞るのではなく、3つの産地の和栗を使って、それぞれの個性を重ねているのがこだわりです。
個人的に和栗のモンブランは香りを楽しみたいのでケーキ自体の洋酒不使用は嬉しい。しかし、洋酒があった方が良いというお客さんもいるかもしれません。そんな方のために、付け添えのトリュフのチョコレートに香り高い洋酒がしっかり使われています。お酒好きな方はモンブランと合わせながらトリュフをいただくのもアリですね。
商品情報
・価格:20,000円(税込)
・サイズ:直径12cm/6名用
シェフのスペシャリテ ~La Suprême~|カカオとコーヒー、くるみが重なる

チョコレート好きなら「シェフのスペシャリテ ~La Suprême~」も注目です。去年に初登場したスペシャリテのケーキです。実は私、去年個人的にクリスマスでこちらのスペシャリテのケーキを購入させていただいて、一緒に食べた方からも好評でした。
主役となるのは、芳醇な香りと力強いコクを持つコロンビア・トゥマコ産カカオのショコラ。そこへウイスキー樽で熟成させたバレルエイジドコーヒーと、まろやかな甘みと香ばしさを持つ長野県東御市産「信濃くるみ」を合わせています。
エスプレッソ抽出したコーヒーは、全体を覆うキャラメルショコラムースと中のショコラクリームに使用。さらにメープル香るクレームブリュレ、くるみの食感が加わり、カカオだけでは終わらない複雑な構成になっています。
口にするとショコラの濃厚な味わいから、コーヒーの香ばしさ、くるみ、メープルへ。食べ進めるにつれて香りの印象が変わっていくのが面白い。いくつもの素材を重ねながら、それぞれの香りを楽しめる大人っぽいチョコレートケーキです。
なお、ウイスキー樽で熟成したコーヒーを使っていますが、アルコール分は含まれていません。要するに時間をかけてウイスキーの香りをコーヒー豆に移したのです。
商品情報
・価格:15,000円(税込)
・サイズ:13cm×13cm/6~8名用
ラヴィアン・ネージュ|奈良県産「古都華」を贅沢に

苺を主役にした「ラヴィアン・ネージュ」は、北海道産と九州産の生クリームを独自にブレンドしたショートケーキ。販売開始初年度には、予約開始から2日目で完売したという人気の一台です。
新雪を思わせる真っ白な生クリームの上には、濃厚な甘みと華やかな香りを持つ奈良県産苺「古都華」をたっぷり。中は国産小麦を使ったスポンジを3層に重ね、古都華とともに生クリームとカスタードクリームを合わせています。
ふんわりとなめらかな生クリームと苺の組み合わせに、カスタードのコクが加わることで味わいに厚みが生まれます。シンプルに見えるショートケーキだからこそ、使われている素材の良さが伝わりやすい仕立てです。
商品情報
・価格:14,000円(税込)
・サイズ:直径12cm/4~6名用
クリスマスショートケーキ|オークラ伝統のレシピを受け継ぐ一台

「クリスマスショートケーキ」は、オークラ伝統のレシピを忠実に受け継いだ定番です。
しっかりとした食感のスポンジを、ミルキーで純白のクリームが包み込むシンプルな構成。新作のようにいくつもの素材を重ねるのではなく、スポンジとクリームを軸に王道のおいしさを楽しめます。
華やかな新作が揃う中で、昔ながらのオークラのクリスマスケーキを選びたい人にはこちらが候補になりそうです。
商品情報
・価格:7,200円(税込)
・サイズ:直径15cm/6~8名用
ブッシュ・ド・ノエル ル・ファゴ|ナッツとバタークリームの香ばしさ

「ブッシュ・ド・ノエル ル・ファゴ」は、しっとりとしたスポンジ生地に、2種類のナッツのプラリネを合わせた香ばしいバタークリームを巻き込んだブッシュ・ド・ノエルです。
バタークリームならではのコクに、プラリネのナッツ感が重なり、食感も楽しめる仕立て。ムースを幾層にも重ねたケーキとはまた違う、バタークリームとナッツの組み合わせをストレートに味わえる一品です。
丸いホールケーキとは違う薪を思わせる姿も、クリスマスらしい雰囲気があります。
商品情報
・価格:6,300円(税込)
・サイズ:長さ15cm/4~6名用
オークラ東京2026年クリスマスケーキの予約について

2026年のオークラ東京「クリスマス スペシャル セレクション」は、10月1日(木)から予約受付が始まります。予約は受け渡し日の5日前まで。当日分も用意されますが、数量に限りがあるため、食べたいケーキが決まっているなら事前予約がおすすめです。
・予約開始:2026年10月1日(木)
・予約締切:受け渡し日の5日前まで
・受け渡し期間:2026年12月21日(月)~25日(金)
・受け渡し場所:12:00~19:00 プレステージタワー7階 宴会場「チェルシー」/19:00~20:00 プレステージタワー5階「オーキッド スイーツ&デリ」
・電話予約:オーキッド スイーツ&デリ(予約受付10:00~18:00)









