
虎ノ門ヒルズのビジネスタワーに、ひっそりと佇むカカオをテーマにしたバー「メメントモリ」。カカオとボタニカルが織りなす幻想的な空間で、季節限定のチェリーパフェを、ペアリングドリンク「フレジェ」とともにいただいてきました。

店内は落ち着いた照明と、壁に並ぶアートやボトルが印象的。

カカオの深みと植物の優しさが融合した雰囲気で、カウンター席に座ると、まるで特別な儀式に参加しているような心地よさがある。忙しい日常から少し離れた大人の隠れ家という感じです。

注文すると、まず運ばれてきたのは鮮やかな赤が目を引くチェリーパフェ。アメリカンチェリーの大きな実がいくつも飾られ、その下にダークなカカオのパーツやクリーミーな要素が重なっています。ココナッツのソルベやサクサクしたカカオサブレ、ガナッシュのような部分も見え、視覚からすでに期待値が上がります。全体的に洗練されていて、ただ甘いだけのデザートではなく、どこかアーティスティックな印象を受けました。

ペアリングとしてなんとなく雰囲気で「フレジェ」(右)を選択。赤ワインベースストロベリーやカカオを基調とした爽やかなドリンク。苺のバターケーキ「フレジェ」をイメージしているのでしょう。深みがある赤い色合いで、グラスの中で軽やかに揺れています。一口飲むと、果実の自然な酸味と清涼感が口に広がり、すぐにパフェとの相性を確かめたくなります。

スプーンを入れてまず味わうのは、ジューシーで甘酸っぱいチェリーの果肉。口の中で弾けるような食感が心地よく、その後ろからカカオのビターでコクのある風味がゆっくりと立ち上がってきます。ほろ苦いコーヒーのアイスは挽きたての珈琲豆を使っているかのような香りの立ち方。
上を外してからいただくスタイル pic.twitter.com/IWgbhAVN2i
— チョコレートくん (@chocokuncom) July 14, 2026
クリーミーな部分はまろやかで、冷たさが全体をまとめている。一方、ところどころに入ったサブレやメレンゲやクランチがアクセントになり、単調にならないよう計算されたバランスでした。ここでフレジェを一口。ドリンクの爽やかな酸味が、パフェの濃厚さと甘さをきれいに中和してくれます。カカオの深みがより際立ち、チェリーの果実感が引き立つ不思議な効果。

交互に味わうたびに、味の層が変わっていくのが面白い。後味にはカカオのほのかな苦味と、果実の余韻が長く残り、口の中がすっきりとした状態で次のひと口を迎えられます。
食べ進めていくうちに、チェリーの瑞々しさとカカオの力強い味わいが、まるで対話しているかのように調和していきます。甘すぎず、苦すぎず、ちょうどいい緊張感のある味わいです。アルコールを使いつつも軽やかに仕上げられた大人のデザートという印象があります。最後までいただいたあと、口に残るのは複雑で優しい余韻。カカオやコーヒーの香ばしさとチェリーの爽やかさが混ざり合い、まるでその場にいた時間自体が特別な記憶になったような感覚でした。

カレーをいただてデザートにパフェの流れ、すごくおすすめです。

商品の詳細
- 商品名: チェリーパフェ(Parfait CERISE) ペアリングドリンク「フレジェ」
- 参考小売価格: パフェ単品 3,980円(税・サービス料込)、フレジェのカクテルは1,980円
- 販売場所: メメントモリ(東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー3F)


